【第4回】幼児期のおやつ

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報を発信します。

今月は、幼児期のおやつの上手なとりかたなどを紹介します。

幼児期のおやつ

「おやつ=お菓子」と思っている方も多いかもしれませんが、おやつは、食事で不足する栄養素を補うために摂取します。

今月の子育て応援コラムでは、お子さんの健康なこころと体づくりにもつながる「おやつ」の上手なとり方などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

おやつのとり方

乳製品・果物・野菜などを取り入れ、1日の摂取エネルギーの10~20%を目安に、3度の食事に影響しない程度の量にします。牛乳・水・お茶などで水分補給もしっかりし、食事の2時間前までには食べ終えましょう。

おやつは手づくりできるといいですが、神経質になりすぎず、時間がないときなどは、市販品をうまく利用しましょう。たとえば、焼きいもと牛乳、塩分控えめのビスケットと果物など、2~3種類を組み合わせて与えるとバランスよく栄養が摂取できます。なお、濃い味に慣れてしまうと戻れなくなるので、おやつは薄味を心がけましょう。

エネルギーの目安

1~2歳:150キロカロリー
3~5歳:200キロカロリー

50キロカロリーのおやつ

食品名 分量 目安量
プレーンヨーグルト(無糖) 80g 1/6パック
ボーロ 13g 6粒
一口おにぎり 33g 1個
さつまいも 40g 中1/4本
バナナ 55g 1/2本
りんご 100g 1/2個
牛乳 75ml 1/2カップ(子ども用)

心がけたいこと

おやつの時間を決めよう

時間を決めることで、生活リズムを整えることができ、空腹と満腹の感覚を覚えることができるようになります。

ながら食べはやめよう

テレビを見ながら」、「遊びながら」などといった「ながら食べ」はしないようにしましょう。食べた気がしないため、食べ過ぎの原因になったり、虫歯の原因になったりします。

親子で向かい合って食べよう

おやつは、大人にとっても、子どもにとっても、楽しい時間です。親子でコミュニケーションをとりながらおやつを食べることで、こころとからだの健康を満たすことができる時間となります。みんな笑顔で過ごせる時間にしたいですね。

 

更新日:2018年02月27日