【第40回】春の入園に向けて

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。

今回は「春の入園に向けて」というテーマで、4月に入園を控えた親子に向けて、今から準備しておくと良いことをご紹介します。

春の入園に向けて

 

入園前の生活準備

入園は、お子さんにとって初めて親と離れ、社会へ出る第一歩です。また、今までずっと一緒にいたお子さんと長い時間離れることを不安に思うパパ・ママも多いのではないでしょうか。入園直後は通常より短時間の保育から始め、徐々に延ばしていく「慣らし保育」が行われていますが、新生活のリズムになるべく早く適応し、楽しく過ごすための入園前の生活準備についてご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

生活リズムを整えましょう

入園すると、毎朝決まった時間に登園することになります。生活習慣はすぐに身につくものではないので、入園前から早寝早起きを心がけ、規則正しい生活リズムを身につけておきましょう。朝起きてからのトイレや食事、歯磨きなど、支度のシミュレーションをしておくといいですね。

 

元気なあいさつをしましょう

集団生活におけるコミュニケーションの基礎はあいさつです。場面に応じた簡単なあいさつができるようにしておくといいですね。パパ・ママが、率先して家族や友人、近所の人に笑顔であいさつをする姿を見せることで、あいさつの重要性や「あいさつはとても気持ちいいもの」ということを伝えていきましょう。

 

楽しくトイレトレーニングをしましょう

園においては集団行動が基本なので、お子さんが一人でトイレに行けるということは、スムーズな園生活を送るうえで大きなポイントになります。しかし、月齢や個人差もあるので入園までに必ず一人で行けるようにしなければならないものでもありません。お子さんがトイレに行きたくなるような、親子のかかわりや楽しい飾りつけなどを施してみましょう。そして、できたことや頑張ったことをきちんと褒めてあげましょう。焦らないで気長に、成功体験を積み重ねて、自信をつけさせていくことが大切です。

 

着替えにチャレンジしてみよう

「いないいないばあ」「どこから頭が出るのかなぁ」など、お子さんが「やってみよう」と思うようなことばかけをしながら、「自分でできた」と思えるように手助けしてあげましょう。一緒にやってできたことを「できたね」「じょうずだね」といっぱい褒めてあげることが、自信となり次のチャレンジにつながります。まずは、簡単な脱ぐことからチャレンジしてみましょう。

 

 

最後に

入園案内などの園からの冊子には、望ましい生活習慣や、身につけておくと良いことが書かれています。入園前の目安になるので参考にしながら生活準備をすすめましょう。生活習慣は一朝一夕で身につくものではありません。親子で入園を楽しみに待てるよう、スキンシップなどのコミュニケーションを大切にしながら徐々に身につけていきましょう。

 

更新日:2021年03月12日