【第38回】妊娠中や子育て中のママへ~こころとからだに「ほっ」と一息を~
子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。
今回は、妊娠・出産・子育てについての相談窓口「大垣市子育て世代包括支援センター」について紹介します。
妊娠中や子育て中のママへ~こころとからだに「ほっ」と一息を~
妊娠中や産後のママのこころとからだは、大きな変化が起きるときです。さらに、赤ちゃんとの慣れない生活やお世話、コロナ禍での生活が続き、疲れやストレスを感じていないですか。特に、ママは頑張り屋さん。赤ちゃんとの生活を一番にしています。
「私がママだから・・・」「助けを求められず、頑張らなければ・・・」と感じずに、周りの力を借りて、あなた自身のこころとからだも気遣いしっかり休みましょう。
チェック!!こんな症状ないですか?
- 気分が沈む
- 涙もろい
- 疲労感、無気力感がある
- 育児や家事に集中できない
- 物忘れが多い
- 自分を責めてしまう
- 物事に対する判断力が低下して、対応できない
- 話し方や動作が鈍くなる
- 将来に希望を持てられない
このような症状が2週間以上続くと、「産後うつ」の可能性が高くなります。
産後うつは約10人に1人に現れると言われており、誰にでも起こりえます。
生活の中でのポイント
(1)しっかり休養をとる
産後1か月はできる限り、からだを休めましょう。
赤ちゃんのお世話を中心にして、家族に協力をお願いしましょう。一人で頑張りすぎないように、時には家事をお休みにして負担を軽くしましょう。
(2)誰かに相談する
早めに自分が頼れる人や専門の相談先で話を聞いてもらいましょう。産前に比べて、自分の状態がおかしいなと感じた時や、家族から心配された時は、育児で大変ではあるかもしれませんが、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
『大垣市子育て世代包括支援センター』
相談先の一つとして、『大垣市子育て世代包括支援センター』があります。
妊娠期から子育て期にわたっては、さまざまな不安や心配ごとがあると思います。そんな一人ひとりの不安や心配ごとに寄り添いながら相談支援を行っています。
Q1.どこにあるの?
保健センターとキッズピアおおがき子育て支援センターにあります。各所に相談室を設けて、プライベートな相談に配慮しています。子連れでの相談もできます。
Q2.どんなことをしているの?
保健センターでは、保健師・助産師が、主に母子健康手帳の交付や、妊娠中や産後のこころとからだの相談、受けられるサービスの情報提供を行っています。
キッズピアおおがき子育て支援センターでは、子育てアドバイザーが、主に子育ての不安や悩み・心配ごとの相談、子育て支援情報の提供を行っています。
Q3.どうやって相談するの?
ご希望に合わせて、電話や相談室での面談、家庭訪問での相談に対応しています。まずは、お気軽にお電話ください。
《大垣市子育て世代包括支援センター》 2つの窓口が連携しています
主にこころとからだに関すること | 主に子育てに関すること |
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・母子健康手帳の交付 ≪住所≫ |
・子育ての不安や悩み・心配事の相談
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大垣市子育て世代包括支援センター(ホームページ)
更新日:2021年01月17日