【第31回】新型コロナウイルスに負けないために

新型コロナウイルス感染症に係る、緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ感染のリスクがなくなったわけではありません。

今回の子育て応援コラムでは、「新型コロナウイルスに負けないために」をテーマに、ウイルス感染予防について紹介します。

新型コロナウイルスに負けないために

新型コロナウイルスの影響で、外出しづらい日々が続いています。このような状況は子どもも大人も負担がかかりやすく、身体に不調が現れることがあります。また、感染を予防するには一人ひとりの心がけが何より大事です。

子どものストレス反応

「家にいて思うように動けない」「いつもと違う」といった環境は、ストレスになることがあります。「落着きがない」「泣くことが多くなった」「保護者の元を離れない」「言動が幼くなる」といった様子が見られないでしょうか。

起きる時間や食事の時間を毎日同じにするなど、生活リズムを作り、慣れた環境で過ごすことができるようにしてみてください。また、大好きな人がそばにいる安心は心の薬です。普段から意識的に声をかけて、いつも見守っているよと伝えてみましょう。

 

日々、頑張っているパパ・ママへ

いつもよりイライラしてしまう、やる気が出ない、集中できないといったことはありませんか。頑張りすぎのサインは早めに気づきましょう。読書・ランニングなど自分のリラックス方法を試してみてください。また、困りごとは誰かに話すことで気持ちが軽くなる場合もあります。

 

お子さんとコロナでの「新しい生活様式」を実践しよう

目に見えないウイルスを予防することは、お子さんには難しいことも多いです。保護者の方による積極的な対策をお願いします。

まめな手洗い、手指消毒

お出かけした後は、手洗いとうがいをしましょう。また、手指消毒薬を使用することやお着替え、シャワーも効果的です。

 

咳エチケット

可能であれば、お子さんもマスクを着用してお出かけしてください。お子さんにウイルスをうつさないよう、保護者の方は必ずマスクやその代用品の着用をお願いします。また、これから熱中症の危険性が高まります。マスク等でお顔に熱がこもりやすくなっています。こまめに水分補給を行い、クールダウンをしましょう。

こまめに換気

室内では窓を開けるなどして、定期的に換気をしましょう。

 

身体的距離の確保

動きたいばかりの子どもにとって、人と距離をとるのは難しいかもしれません。公園はお友達の少ない場所を選ぶなど、なるべく「3密」(密集、密接、密閉)となりやすい場所を避けて、遊ぶように心がけてみましょう。

 

お子さんの体調管理

毎朝の体温測定、健康チェックをおこないましょう。発熱または風邪の症状がある場合は、外に出ずにおうちでゆっくり過ごしてください。

 

 

更新日:2020年06月16日