【第39回】子どもの着替えを見守りながらやる気を育てよう!
子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。
今回は「子どもの着替えを見守りながらやる気を育てよう!」というテーマで、その対応方法などをご紹介します。
自分でやってみたい気持ちを受けとめながら
「3歳児ですが、着替えを自分でやろうとせず、泣いて助けを求めます。なかなか自分でやろうとする気持ちになりません。どうしたら自分でやろうとしますか?」
☆個人差を大切に
まずは脱ぐことから始めましょう
指の発達と共に、だんだん着替えができるようになります。
2歳になると、周りの人が着替えるのを見て、自分でやってみようとする気持ちになります。脱ぐことの方が簡単にできるので、まずは『ばんざいしてみようね』など、遊びの延長で脱ぐことから始めてみましょう。「〇〇しなさい」ではなく、「〇〇しようか」とお子さんの気持ちや、やる気がもてるよう、楽しい雰囲気で誘うのがコツです。
うまくできたらいっぱい褒めて、またやってみようという気持ちにさせてあげるといいですね。
つぎに『着る』『はく』
2歳半をすぎると、ズボンなどが、はけるようになってきます。
「トンネルからあしがでるかなあ」などと誘い、さりげなく手伝いながらやる気を育てていきましょう。
3歳をすぎたらトレーナーやズボンなど、伸縮性のあるシンプルなつくりの服にも挑戦しようとします。
着替えができるかどうかは個人差が大きいです。無理強いせず、自分から興味を持つまで待ってあげましょう。
更新日:2021年02月15日