【第25回】乳幼児期の生活習慣

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。

今回は、心身ともに健康に育つための基盤となる「乳幼児期の生活習慣」について紹介します。

乳幼児期から始める生活習慣

1歳ごろになると、ママやパパの真似をするのが大好きになります。途中から遊びになっても構いません。このころが生活習慣を身に着けるスタートの時期です。

2歳ごろになると自分でやってみようという気持ちが芽生えてきます。できないとかんしゃくを起こしたりしますがさりげなくサポートして、自分でできたという満足感を味わわせてあげましょう。子どもはいつも順調に出来るようになるとは限りません。気持ちに余裕をもって接することが大切です。

 

歯を磨く

歯の生え始めるころから、離乳食後にはお茶や白湯を飲ませます。口の中が気持ちよくなる歯磨きことを感じさせましょう。

1歳ごろになったら、ガーゼ等で汚れを取ってあげ、慣れてきたら乳児用歯ブラシで歯に触れることから始めます。

2~3歳になったら、ママの仕上げ磨きの習慣をつけていきましょう。

 

手洗い・お風呂

食事の前や、外から帰ってき後など、ママと一緒に洗面所へ行って手を洗うところを見せてから、子どもの手を洗ってあげましょう。

お風呂グッズや石鹸などを使って楽しくなるようにしましょう。スポンジの泡で自分の体を洗う体験もいいですね。

 

トイレトレーニング

おしっこの間隔が2時間くらいまであいてきたら、おしっこをしている時やしたそうなときのしぐさをチェック。朝起きた時や食事の前など、タイミングを見計らってトイレに誘ってみましょう。

失敗しても決して叱らず、トイレは子どもが嫌がらないような雰囲気づくりを心がけましょう。

 

食事

手づかみは自分で食べるためのベース。1歳ごろは顔をよごしながらも、一人で食べようとします。手づかみで食べる楽しみを十分味わわせてあげましょう。

2歳ぐらいになると、こぼしながらもスプーンやフォークを使うようになります。

3歳ぐらいになると、スプーンの使い方が上手になり、お箸にも興味を持ちます。まだきれいに食べられませんが意欲を大切にし、楽しい食事タイムにしましょう。

 

着替え

自分でやりたい気持ちが芽生えるころが着替えを教えるチャンスです。

2歳ごろになると自分でやりたい気持ちが強いにもかかわらず上手くできなくて、かんしゃくを起こすことがあります。そんな時は、できないところをさりげなくサポートすることで、自分でできた喜びとなりやる気につながっていきます。

3歳になると随分出来るようになりますがまだ服の前後が判らないので、さりげなくセッティングしてあげましょう。

更新日:2019年12月11日