【第24回】家族そろって食べるって楽しいね♪

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。

今回は、「家族そろって食べるって楽しいね♪」というテーマで共食の大切さについて紹介します。

家族そろって食べるって楽しいね♪

家族や友人などと一緒に食事をすると、食事が一段とおいしく感じられますね。

家族みんなで食卓を囲みコミュニケーションを図りながら、一緒に食事をとることを「共食」(きょうしょく)といいます。

食事の好き嫌いを克服するきっかけも、食事のマナーを身につけるのも、子ども一人の食事では身につきません。

家族で楽しく食卓を囲む体験が、お子さんの食への意欲を育て、食への正しい知識や習慣やマナーを身につけることにつながります。

みんなでそろって楽しく食卓を囲む「共食」は食育のためのとても大切な時間と場です。

 

絆が深まります

食事を通してコミュニケーションをとることができるので、家族の絆がより深まります。また、健康状態など家族の変化に気づきやすくなります。

食卓を囲んだ会話をとおし日々の子どもの成長やお互いの様子を知ることができるので絆が深まり、安心感が生まれます。

食事のマナーが身につきます

食事中の姿勢や箸の持ち方を教えたり、「いただきます」や「ごちそうさま」のあいさつの習いただきます慣、正しい知識を身につけたりすることができます。食事の様子を見ながら伝えることで良い習慣、正しい知識を身につけられます。食の知識が自然と身につく箸の正しい持ち方や食事の作法・マナー、食文化、食材などを大人が子どもに伝えることで、良い習慣や正しい知識を身につけることができます。

 

未来のプレゼント

食事は五感を使うので、食事の記憶は残りやすいということが言われています。

ある匂いを嗅いで、その時の状況をパッと思い出した経験はありませんか?匂いと記憶は密接な関係があり、匂いの記憶は大人になっても忘れにくいということが言われています。

そして、思い出すのはその味や料理の中身というよりは、その時の食事の家族2情景です。大人になってから、ふと思い出す幼い頃の食卓の風景が、楽しいものであるように、共食で未来のお子さんへ素敵な思い出をプレゼントしてみませんか。

更新日:2019年11月20日