【第18回】見直そう親子の生活習慣を

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。
今回は、「見直そう親子の生活習慣を」というテーマで、生活リズムを整えるためのポイントなどを紹介します。

見直そう親子の生活習慣を

1.早起きをしよう!

人の体温、ホルモンなど体のリズムは、約3800万年前からの"昼に動く動物としての体の仕組み"に基づいて、プログラムされています。
地球の周期は24時間ですが、人の生体リズムは約24.5時間。このズレを、生体時計がある脳の中で、朝の光を感じてリセットしています。

○カーテンを開けて朝の光を浴びましょう

○散歩やラジオ体操など、朝の活動にチャレンジ!

2.早く寝てぐっすり眠ろう!

○お子さんのお気に入りの『入眠儀式』をみつけましょう

○電気を消し、暗くすることが心と体に良い

早く寝る工夫を家族みんなで

・寝る前のお風呂では、体温が上がってしまい眠りにくくなることがあります。早めにお風呂に入りましょう
・仕事で遅くなったら、子どもとのふれあいは朝方に!
・子どもが寝る時間には、テレビを消しましょう

3.寝る時間を子どもにまかせない!

「寝かしつける」ことが大切です。
 お子さんが寝る時間に「子どもだけテレビはおしまい」というのでは、生活リズムはなかなか変わりません。

4.朝ご飯を食べる

○家族そろって、朝のコミュニケーションを

○食べた後の歯磨きも忘れないでね!

○朝ウンチはいい習慣です
夜ぐっすり寝ている間に、身体をお休みモードにする"副交感神経"の働きで、ウンチが肛門近くまでやってきます。朝ご飯で胃や腸が刺激されて朝ウンチがでます。

5.昼間はたっぷり動く・遊ぶ

○体を動かすことでセロトニンの働きも高まります

乳幼児期で大切にしたいことは "心の要・セロトニン神経"を作ること

脳内のセロトニン神経の重要な働きは、"不安や恐怖"を"安心や大丈夫"に変え、ヒトとしての心を獲得していくためのものです。
セロトニン神経は、生後5年間にいろいろな刺激により、作り上げられていきます。
その刺激の中でも乳幼児期に最も重要と考えられているのは次のことです。

1.「お日様のリズム」(朝は明るく、夜は暗くという刺激)を、毎日規則正しく視覚から与えましょう

2.たくさんの「安心」の経験をするために、パパやママが笑顔で「大丈夫だよ」と、安心を生む声かけをしましょう

さぁ、親子で実践してみましょう♪

更新日:2019年05月23日