【第17回】泣きながらの登園・・どうする?

子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。

お子さんを保育園などに預けるときに泣き出してしまうとパパ・ママは心配でたまらなくなってしまいますよね。
今回は、「泣きながらの登園・・どうする?」というテーマで、その対応方法などをご紹介します。

泣きながらの登園・・どうする?

保育園などにお子さんを預けているパパ・ママにとって、一番気がかりなのは、登園する時や、先生に渡す時にお子さんが泣き出してしまうことですよね。
そんな時は、お子さんが今日一日楽しく過ごせるのかなと心配になったり、子どもへの思いを断ち切って預けたものの、これでよかったのかという思いがよぎったりしてしまうものです。
「でも、家に連れて帰ることもできない・・・」
こんな状況になったら親はどうしたらいいの?今回は、その対応方法をご紹介します。

こんな時どうするの?パパ・ママのできることは?

0歳の子どもを先生に預けた時、泣き出してしまった

パパやママの顔を認識できる頃、見慣れない人や場所に行くと、赤ちゃんは環境の変化を感じ取り、大好きな人と離れることが不安になります。言葉が話せない赤ちゃんでも一人の人として尊重しながらゆったりと対応しましょう。
前日の様子やいつもと違うことがあれば先生に伝え、お子さんには「お仕事が終わったら迎えにくるね」と笑顔で声をかけて安心させてあげましょう。

2歳の子どもがママに抱かれ「ママと離れたくない」と泣きながら登園した

どもが離れないため出勤できないのではと思い、無理に引き離すと事態は悪化してしまいます。そんな時、先生はきっとお子さんの顔が見える方に回り込んで、優しく「おいで」と手を差し伸べてくれるでしょう。 そして、「今は泣いているけど大丈夫」と先生を信頼して預けましょう。
泣いているお子さんを見ていると、パパ・ママも不安になりますが、不安な表情はお子さんにも伝わります。そうなるとますます離れ難くなるので、お別れは笑顔で短い時間で行いましょう。

2歳6か月の子どもが「今日着たい洋服じゃない」と大泣きしながら登園した

パパ・ママも園に来るまでに疲れ果ててしまいますね。
2歳児は、時には自分の思いを通そうとして手が付けられないほど抵抗することがあります。これは自立に向かっている証拠です。パパ・ママのイライラのピークですが、なぜ泣いて登園してきたのかを先生に伝えましょう。
先生は、子どものこだわる気持ちを受け止め、安心して落ち着くまでスキンシップなどで不安を受け止めてくれるでしょう。
この時期の成長を先生と一緒に楽しむつもりでいましょう。

おうちでは愛情をたっぷりと

としては、お子さんが泣いている中、お別れするのは本当につらいですよね。
園に慣れるのには個人差がありますが、泣いていた頃が嘘のように、笑顔で登園できる日がやってきます。
お迎えに行ったときには「ただいま」と抱きしめ、おうちでは、お子さんの話を聞いてあげたり、スキンシップをとったりして、たっぷり愛情を注いであげましょう。
お子さんと過ごせる時間にたくさんの愛情を注いであげることが、笑顔で登園できる日につながっていきます。

更新日:2019年04月27日