【第11回】子どもに「絵本とわらべうた!!」
子育て応援コラムでは、子育て中の方たちに役立つ情報などを発信します。
今月は、「子どもに「絵本とわらべうた!!」」というテーマで、大垣市立図書館の園部司書が、絵本やわらべうたの魅力をみなさんにお伝えします。
子どもに「絵本とわらべうた!!」
子育ては夢がある反面、大変なことだと思います。子どもはかわいいけれど、泣き出すと怪獣と化します。
「どうして泣くの~?」「何が嫌なの~?」新米パパママも一緒に泣きたくなりますよね。そう、子どもは天使でもあるけど、怪獣でもある。その夢がある反面、「大変な子育てを子どもと一緒に大きくなろう!」と考え直してみてください。
一歩一歩、ゆっくり楽しもう!が大切です。
親子で楽しめるわらべうた
今まで「絵本の読み聞かせ」が一番!と思ってきましたが、最近は「わらべうた」もすごく良い事に気がつきました。
言葉がわからない乳幼児が、わらべうたの穏やかなリズムに対して一斉に集中してくれます。自然に笑顔がうまれます。これには私もびっくりしました。わらべうたは、大人と乳幼児が、共に楽しい時間を過ごすことができる、有効な手段の一つだったのです。
わらべうたを知ろう!
わらべうたを楽しむには、わらべうたを知っていなければいけません。乳幼児に合ったわらべうたで遊ぶことが大切です。
そのために、図書館では、わらべうたをパパママたちにお知らせして、遊び方を学んでもらおうと、乳幼児を対象とするおはなし会で積極的にわらべうたをとり入れています。
赤ちゃんへのわらべうたは、信頼のある人からの温かいまなざしや、愛情ある声がけを、赤ちゃんが自ら五感で感じ取って喜びます。赤ちゃんが楽しそうにしていれば大人も楽しくなりますよ。
心から楽しく歌う、生きた言葉を自然と耳から聞く体験は、赤ちゃんの言葉の力も育ててくれます。これは、もちろん絵本でも同じことが言えます。
パパママがお子さんと一緒にわらべうたを歌って遊び、絵本をゆっくり読み聞かせしてあげたら、お子さんの心もゆったりと満たされ、落ち着いた時間となります。
お子さんだけでなく、読み手歌い手のパパママも同じく満たされた気持ちになることに気がついていただけたら、とてもうれしいです。
乳幼児のためのおはなし会「おひざでだっこ」に参加しませんか
大垣市立図書館では、毎週水曜日と第一土曜日に、乳幼児のためのおはなし会「おひざでだっこ」を開催し、パパママたちの、子育ての応援をしています。
内容は、季節に合った絵本・わらべうた・童謡・子守唄を親子で一緒に楽しんでもらっています。
お子さんは小さい時こそ、同じ絵本・わらべうたが大切です。でも、お子さんの個性に合わせると、同じものばかりでなく、ちょっと違ったものもお知らせしたいと考え実施しています。自分のお子さんに合わせてアレンジしてあげてください。
子育てを楽しむためにも、図書館で行っているイベントに親子一緒に参加してみてください。
いつでもお待ちしております。
乳幼児のためのおはなし会「おひざでだっこ」
- 大垣市立図書館
毎月第1土曜日・毎週水曜日
午前10時30分~11時 - 上石津図書館
毎週木曜日
午前10時30分~11時 - 墨俣図書館
毎週金曜日
午前10時30分~11時
(平成30年9月末現在)
お問い合わせ
大垣市立図書館
〒503-0911
大垣市室本町5-51
電話 0584-78-2622
更新日:2018年10月06日